人目を気にして一体どうするのか?
そもそも人目を気にして生きているから人生が窮屈なものになるのではないか?
この記事を書いている筆者も、人目をまったく気にせず生きてきたかといえば、そんなことはありません。
1番気にしていたのは中学生の頃ですかね。
思春期の影響からか顔が極限までテカリだしたのです。
その影響が大きくかなり引っ込みじあんになったのを今でも鮮明に覚えています。
子供の頃からシャイで恥ずかしがり屋だったこともあり、余計に殻に閉じこもるようになっていったんですね。
しかし、このままでは全然楽しくない人生になってしまうと感じ、徐々に行動を変えていきました。
するとどうでしょうか、今ではほとんど人の目を気にせずに生きることができるようになったんです!
正直いって、一瞬で明日から人目をまったく気にしなくなるなんてことはありえません。
なぜならそんなに簡単なことだったら、現状で人目を気にしている人なんてほとんどいないからです。
というのも
引用元:『日本の子供達の自己肯定感が低い現状について(文部科学省提出資料)』
上記のグラフを見てもらえればわかりますが、日本人は諸外国に比べ、自己肯定感が圧倒的に低いのですよ。
自己肯定感が低いということは、自分に自信がないということなので、それだけ周りを気にすることになってしまいます。
そもそもあなたにめちゃくちゃ自信があれば、確実に周りなんて気にしないですよね。
ということで、この記事では
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人目を気にする理由とは
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人目を気にするとどうなるか
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他人の目を気にしなくなった理由
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人目を気にせず生きるとどうなるか
について詳しく解説していきます。
この記事を読んで実践していただければ、人目を気にすることは必ずなくなりますから!
それではいきましょう
人の目を気にするのはなぜなんだろうか?
そもそもなぜ人目を気にするのでしょうか?
冒頭のグラフの通り、日本は諸外国に比べて自己肯定感が低い国となっております。
ということは、日本に生まれたただけで、基本的に自己肯定感が低くなる可能性が高いということです。
実は先ほどの資料は、2016年10月28日との記載があります。
少し古いんです。
それに、2011年と2014年を比較したグラフがのっていますが、2011年より2014年の方が明らかに数値がよくなっています。
ということは、これを書いている2020年2月13日現在では、自己肯定感はさらに上がってよくなっているかもしれません。
もちろん断定はできませんが。
ただ、自己肯定感が上がっている要因として考えられるのは
- SNSの普及
- 個人で稼ぐの一般化
SNSの普及により、個人が好きなことを発信できるようになったり、フリーランスやノマドワーカー、ユーチューブなど、個人で働いて稼ぐというのが昔よりは世間に知れ渡ってきています。
今まで
高校→大学→就職→定年→年金生活
みたいな流れが変化しているのは間違いありません。
少し話がそれましたので本題に戻します。
そんな自己肯定感の低さからくる人目を気にするとは、具体的には以下の4つではないでしょうか?
①嫌われるのが怖い
②恥ずかしい
③失敗を恐れている
④他人から見られているという過剰な意識
思い当たるふしはありましたか?
それでは、1つずつ解説していきます。
①嫌われるのが怖い
嫌われることは完全に恐怖以外の何者でもありません。
なぜなら、人間には承認欲求があるためです。
承認欲求とは、「他者から認められたい、自分を価値ある存在として認めたい」という欲求であり、「尊敬・自尊の欲求」とも呼ばれる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ちなみに承認欲求は本能です。
以下の動画でまこなり社長が詳しく解説をしてくれています。
例えば、学校で大勢にイジメられるとか、嫌じゃないですか。
つまり「嫌われることが怖い」ということから、極力嫌われないように人目を気にしてしまうということです。
②恥ずかしい
他人の目があると恥ずかしいという感情が芽生えます。
なぜ芽生えるかというと、他人の目から自分を守りたいという欲求がでてくるためです。
例えば全校生徒の前で話すスピーチとか。
大勢の視線があなた1人にすべて向いていれば極度の緊張に襲われます。
・「恥をかきたくない・・・」
そんな欲求が芽生えてしまうと、体が硬直し、意識がとび、頭が真っ白になってしまうこともあります。
③失敗を恐れている
人間はめちゃくちゃ失敗を恐れます。
理由は、達成したことよりも失敗したことの方を強く覚えてしまう性質があるためです。
この性質を「ツァイガルニク効果」といいます。
ツァイガルニク効果は、人は達成できなかった事柄や中断している事柄のほうを、達成できた事柄よりもよく覚えているという現象。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
例えば失恋なんかがそうですが、なかなか相手のことが忘れられずに苦しい思いをしてしまいますよね。
もちろん人前でも同じことで
となってしまうんですね。
④他人から見られているという過剰な意識
他人から見られているという過剰な意識に関しては、完全に勘違いです。
なぜなら、他人はあなたに興味がないからです。
ツイッターやインスタグラムで発信してみればすぐにわかりますよ。
いいね!なんて1個もつきませんから。
他人に自分のことを知られたくないと思い隠している人は、自意識過剰かもしれませんね。
人の目を気にするとどうなってしまうのか?
果たして人目を気にすると一体どうなってしまうのでしょうか?
実は百害あって一利なしだったりします。
以下に並べます。
- 発信できない
- 挑戦できない
- 新しいことにチャレンジできない
- 大多数と同じになってしまう
- 人生を楽しめない
- 後悔しか残らない
- 本当にやりたいことができない
- 自分の思いを伝えることができない
少し言い過ぎかもしれませんが、大きく間違っていることもないはずです。
なぜなら著者が経験してきてことだからです。
長い間発信をすることをせず、挑戦から逃げ、新しいことにチャレンジすることなく
周りと同じになってしまい、あまり人生を楽しむことなく、大きな後悔だけが残りました。
本当にやりたいことがいつまでたってもできずに、自分の思いも伝えることもできずにいた、ただのポンコツ野郎だったのです。
「人の目を気にする」から克服するためにした5つコト
ここでは「人の目を気にする」から克服するためにした5つのコトを順に上げていきます。
常に人の目が気になってしまっているあなたは、参考にしてもらって少しずつ改善していってみてください。
以下の5つ
- 言いたいことをいうことにした
- 再起不能な損失以外は一切考えないようにした
- 考える前に行動するようにした
- やりたいことがあったらすぐにやってみることにした
- 失敗を取りにいくようにした
それでは1つずつ解説していきます。
言いたいことをいうことにした
言いたいことはハッキリと言うようにしました。
ここで間違ってはいけないことは
「相手の傷つくようなことはいってはいけない」です。
もしくは相手のマウントをとるような発言は控えましょう。
マウントに関しては、キンコン西野さんがVoicyの『自分が抱えている爆弾を把握しろ』の回でわかりやすく解説されています。
ここで言う言いたいことをハッキリと言う意味は
例えば他にやりたいことがあって今の環境を変えたいのに、会社や仲間になかなか言い出せない
そんな時に使ってください。
再起不能な損失以外は一切考えないようにした
そもそも損失を気にして何もしないことが1番の損失です。
なので一切気にする必要はありません。
ですが、借金が莫大に膨らんでしまい再起不能になるようなことであれば少し考えた方がいいかもしれませんが。
そのような自体になるのって、大体だませれているパターンが多いはずなので。
おいしい話には気を付けましょうね!
考える前に行動するようにした
行動してから考えた方が断然効率がいいです。
なぜなら、行動しないと判断材料が得られないからです。
また、やってみなければあなたに向いているかどうかもわかりません。
まずは行動してみるのが1番の近道です。
やりたいことがあったらすぐにやってみることにした
考える前に行動するに少しかぶってますが、やりたいと思ったことはすぐにやってみるのがだいぶ効率がいいです。
すぐにやらないと、後回しになってしまうので
結局やらなかったとなって終わってしまいます。
やっていれば、仮に終わってしまったとしても、経験値が上がるので無駄になることはありません。
失敗を取りにいくようにした
諸刃の剣かもしれませんが、失敗を恐れるのであれば、あえて失敗を取りにいきましょう。
先ほども説明しましたが、人間は失敗を極度に恐れます。
ということは、あなたの失敗の多さが、誰かの役に立つはずです。
自慢話はみんな嫌いですが、失敗談は大好きです。
失敗の数は、ネタの引き出しを増やすことができますね。
人の目を気にせずに生きるとどういう未来が待っているのか?
人目を気にせず生きると後悔することが極端に少なくなりました。
なぜなら、人目を気にして行動できないというシガラミがなくなったからです。
結果、1日、1日を全力で生きることができるようになったんです。
もし1日、1日をなんとなく生きているのであれば、「何かを変える必要がある!」っていう警告かもしれません。
好きな言葉があるので紹介します。
“If you live each day as if it was your last, someday you’ll most certainly be right.” It made an impression on me, and since then, for the past 33 years, I have looked in the mirror every morning and asked myself: “If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?” And whenever the answer has been “No” for too many days in a row, I know I need to change something.
「今日が人生最後の日と考えて生きれば、いつの日か確かにそうなる。」この言葉を聞いてから33年間、毎朝鏡に向かって自分に聞いたんだ。「今日が人生最後の日だったら、今日これからやることを本当にやりたいか?」ってね。もしその答えが何日も続けて「No」だったら、それは何かを変える必要があるってことを教えてくれてるんだ。
もちろん改善点は常につきまといますが。
具体的には
「あの時もっと〇〇できたのに、なぜしなかったんだ・・・」
という後悔はなく
「すべてやれることはやったけどダメだった。どこが悪かったのか?」
というように次につながるんですね。
他のメリットとしては
- 人生が一気に楽になる
- 失敗が怖く無くなる
- ストレスがなくなる
- 新しいことにどんどんチャレンジすることができる
人目を気にしなくなると、ポジティブな思考になり、明るくなるといった効果も発揮します。
実際に僕の働いている職場の明るい子は「え?そんなことまでいっちゃうの?!」というくらい包み隠さず発言をしています。
とにかく明るく、毎日が楽しそうですよ!
まとめ:他人はあなたに一切興味がないので、気にしなくて大丈夫です!
それはあなた自身がよく知っているはずです。
その場では気になったことがあったとしても
家に帰ればそんなこと忘れてしまっている。
つまり、そんなもんです。
人目を気にせず生きてみてください。
きっと今までにはなかったものが見えてくるはずです。
それではまた