2022年6月7日午前2:00、AppleはWWDC22を開催し、”4つの新しいOS”と”2つの新しい製品”を発表しました。
Keynoteと呼ばれる発表会の動画は1時間40分もあるので、本記事では発表された中でも特に必要なものだけを厳選してお届けしたいと思います。気になっていた方の参考になれば幸いです。
それではどうぞ
iOS 16
iPhoneの新しいOS、「iOS 16」が発表されました。
iOSで新しくなった機能は以下で
- ロック画面
- 集中モード
- 写真
- メッセージ
- メール
- Safariとパスキー
- 知能
- 音声入力
- マップ
- Apple Payとウォレット
- ホーム
- 健康とフィットネス
- ファミリー共有
- CarPlay
- プライバシーとセキュリティ
- アクセシビリティ
他にも天気や新しい共同作業アプリなどほぼ全てが新しくなっていると言っていいと思います。
正直これだけの量のものを全て紹介してもたぶん読むのが面倒になると思うので、この中からよく使うであろう1つだけ紹介していきます。
ロック画面がカスタマイズできる!!
それは”生まれ変わったロック画面”です。つまり、ロック画面をカスタマイズできるようになりました。
あなたのお気に入りの写真を表示させたり、表示されている時間のデザインを変えたり、ロック画面上にウィジェットを置くこともできるようになりました。さらには複数のロック画面を作れたり、通知が重なった状態で見れるようになるので邪魔になることもありません。
ロック画面上でフードデリバリーの配達状況を確認できたり、再生中のコンテンツを操作できる”ライブアクティビティ”も使えるようになります。
iPadOS 16
iPadOS 16については以下の通り
- 写真
- メッセージ
- メール
- Safariとパスキー
- ステージマネージャ
- 新しいディスプレイモード
- 天気
- ゲーム
- 知能
- ホーム
- ファミリー共有
- デスクトップクラスのアプリ
- 新しい共同作業アプリ
- プライバシーとセキュリティ
- アクセシビリティ
他にもたくさんありますが、こうやってみてみるとほとんどがiOS 16と同じであることがわかるかと思います。この中でたぶん1番使うであろう”ステージマネージャ”について解説していきます。
ステージマネージャ!!
ウインドウが複数開いていると、ウインドウ自体が重なりあい画面がゴチャゴチャしてしまいます。それを一瞬で左の方に整理し、一目で全てを確認できるようにするものです。アプリ間の切り替えもワンタップでできます。
watchOS 9
watchOS 9は以下で
- ワークアウト
- 服薬
- 睡眠
- 文字盤
- ファミリー共有設定
- アクセシビリティ
- 作業効率
中でも新しく追加された服薬アプリは服薬のリマインダーで、これを使うことによって薬を飲む時間を忘れないようにすることができます。
他にも新しい文字盤やあなたの走りを分析することができるようになっています。
macOS Ventura
新しいmacOSは以下の通り
- メール
- Spotlight
- Safariとパスキー
- メッセージ
- 写真
- ステージマネージャ
- FaceTime
- 連携カメラ
- ゲーム
- 新しい共同作業アプリ
- システム設定
- プライバシーとセキュリティ
- アクセシビリティ
個人的に気になったのは連携カメラとゲームです。
連携カメラ!!
iPhoneをウェブカメラとして使うことができます。これによりどのMacでもセンターフレームを使うことができるようになります。
それにもう一つあるのがデスクビューです。これはあなたの顔とデスクを同時に映し出します。正直使う場面があるかどうかはわかりませんが、単純に革新的な機能だなと思いました。
ゲーミング!!
Macで、現行最新のバイオハザード”バイオハザード ヴィレッジ”が遊べるようになるようです。
Macの唯一の欠点が、”ゲームができない”ということでしたが、この欠点がこの度、ついに克服されそうな兆しになってきたのです。このバイオを筆頭にこれから多くのゲームを遊べる日が来るかもしれません。
2022年後半に登場するとのことなので楽しみに待ちましょう。
MacBook Air
M2搭載のMacBook Airが登場しました。
- カラバリは4色（ミッドナイト、スターライト、スペースグレイ、シルバー）
- 重量1.24kg
- 最大バッテリー18時間
- 13.6インチLiquid Retinaディスプレイ
- 1080p FaceTime HD カメラ
- 3マイクアレイ
- 空間オーディオ対応の4スピーカーサウンドシステム
- Touch ID
- MagSafe
- ハイインピーダンスヘッドフォン対応 3.5mmヘッドフォンジャック
- 価格164,800円（税込）〜
価格に関しては円安の影響で3割くらい高くなっています。
外観は現行のMacBook Proと一緒で角張ったデザインになっており、ディスプレイ上部にはノッチが付いています。
1.24kgと軽く薄いことからAIRという名前にふさわしいlaptopに仕上がっているのは間違いありません。
MacBook Airは熱を逃すことができるファンが付いていない”ファンレス構造”になっているため静音性が高いPCになっていますが、高い負荷のかかる作業に関してどこまでできるのかはさだかではありません。
M2のおかげで低い電力で高いパフォーマンスを発揮することができるので、現行のものでは1番持ち運びに適したMacBookと言えそうです。
13インチMacBook Pro
M2搭載の13インチMacBook Proが登場しました。
ただこのMacBook Proは旧型のものとデザインがまったく変わっておらず、中身だけM2に変わっているというものなので、あまり魅力的な製品とは言えないのが現状です。
まとめ
WWDC22で発表されたOSは以下の4つ
- iOS 16
- iPadOS 16
- watchOS 9
- macOS Ventura
現行のアップル製品には欠かせないものばかりとなっています。
登場した製品は以下の2つ
- M2 MacBook Air
- M2 MacBook Pro13インチ
デザインを新しくしたのはMacBook Airだけなので、実質MacBook Airだけが今回新しく登場したと言ってもいいかもしれません。
細かくみていくとまだまだ変更点はありますが、ここに全て書いてしまうとあまりにも量が多くなってしまうので、本記事はこの辺で終わりにします。
それではまた
