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【2020】Wi-Fi6のおすすめは?5機種を比較しながら解説

 

「Wi-Fi6」対応の無線LANルーターを購入しようと思っても

どのルーターを買えばいいか分からない人
どのルーターを買えばいいか分からない人
どれを買えばいいのか分かりません。

てなりますよね?

なのでこの記事では、Wi-Fi6について説明したあとに、Wi-Fi6に対応した無線LANルーターの比較をやっていきます。

なぜなら、Wi-Fi6について理解していなければ、どの機種を選べばいいかまったく分からないからです。

ちょろてん
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具体的な内容については、この記事で解説していくのでご安心を。

また、最後にWi-Fi6の正しい使い方についても解説していきますので、そちらの方も読んでみてください。

それではいきましょう。

 

Wi-Fi6について

 

ここではWi-Fi6について解説していきます。

そもそもWi-Fi6というのは、今までのWi-Fi(Wi-Fi5とします)と比べて何が良くなっているのでしょうか?

結論をいうと「通信速度が速く安定している」ということです。

理由については4つありまして

  1. 通信速度が4倍速い
  2. 2.4GHz帯と5GHz帯2つの周波数を処理することができる
  3. TWT(Target Wake Time)
  4. 混雑環境における接続ニーズを満たす
ちょろてん
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つまり、とてもパワーアップしたWi-Fiなんですね。

それでは1つずつ解説していきます。

①通信速度が4倍

通信速度が4倍ということなので、まずはWi-fi5とWi-fi6の最大通信速度の理論値を見てみます。

Wi-Fi5 最大通信速度  6.93Gbps
Wi-Fi6 最大通信速度  9.6Gbps

理論値を見る限りでは、4倍の意味がまったく理解できないと思います。

ちょろてん
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4倍どころか2倍にすらなっていませんもんね。

というのも、理論値はあくまで理論値であるということで、実際に使う際に出る速度がWi-Fi6の方が4倍は速くなるということみたいです。

上の数値画像は、「Fast.com」を使って僕の使っているWi-Fiの通信速度を測定したものですが、たったの3.6Mbpsしか出ていません。

1Gbps=1,000Mbpsなのでハッキリ言ってめちゃくちゃ遅いんですよね。

ちょろてん
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ちなみに、3.6Mbpsでもそんなに支障なくパソコンを操作することができます。
YouTubeは、ほとんど止まらずに視聴することが可能です。

②2.4GHz帯と5GHz帯2つの周波数を処理できる

ちょろてん
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またわけのわからない数値が出てきましたが、簡単なので少し聞いてください。

2つの周波数帯の特徴は以下で

2.4GHz 通信速度遅めだが障害物に強い
5GHz 通信速度速めだが障害物に弱い

Wi-Fi5では「5GHz」に対応しているだけでした。

ということは、障害物があると電波が届かないといったことが起きるわけですが、Wi-Fi6ではそういったことが起こらなくなるということです。

しかもエレコムによると「2.4GHz」唯一の欠点の速度の遅さも、「1024QAM」という技術のおかげで、だいぶスピードが向上しているそうです。

ちょろてん
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つまり、通信速度が速く障害物に強いというWi-Fiが、「Wi-Fi6」なんですね。

③TWT(Target Wake Time)

使っていない端末をスリープ状態にすることによって、電力効率を向上させます。

④混雑環境における接続ニーズを満たす

Wi-Fi 6 を早期に導入したスタジアムでは、素晴らしい結果が出ています。例えば 2019 年夏にネットワークを導入した米オクラホマ大 学のゲイロード ファミリー オクラホマ メモリアル スタジアムは、2019 年 11 月 9 日の対アイオワ州立大学戦でユニーク ユーザー数 32,673 人、データ通信量 4.2TB(テラバイト)という過去最高の利用率を記録しました。
引用元:Wi-Fi Alliance

どうやら海外では、人の集中するスタジアムにガンガンWi-Fi6を導入しまくっているみたいで、すでに25万人以上もの人が快適にWi-Fiを使えているそうです。

ちょろてん
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近い将来日本でもWi-Fi6が普通になります。

 

Wi-Fi6 5機種の最大転送速度比較

 

本日比較するのは以下の5機種

ちょろてん
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2020年5月6日時点では、Wi-Fi6に対応している無線LANもだいぶ増えてきました。
機種 最大転送速度
BUFFALO 「WXR-5950AX12R」 5GHz:4803Mbps
2.4GHz:1147Mbps
ASUS 「RT-AX88U」 5GHz:4804Mbps
2.4GHz:1148Mbps
TP-Link 「Archer AX6000」 5GHz:4804Mbps
2.4GHz:1148Mbps
ELECOM 「WRC-X3000GS」 5GHz:2402Mbps
2.4GHz:574Mbps
NETGEAR 「Nighthawk AX8」 5GHz:4804Mbps
2.4GHz:1147Mbps

※数値はすべて理論値です

BUFFALOとNETGEARの転送速度が5機種の中でも速く、ほぼ同じ値を表しています。

ASUS、TP-Link、ELECOMの3社もすべて同じ速度数値です。

この結果から見ても、BUFFALOとNETGEARがハイエンドモデルという位置付けになっていますが、実はNETGEARにはもうひとつ上のハイエンドモデルが存在しているので、ここで紹介しているのはミドルエンドになります。

また、BUFFALOは2020年5月10日の段階で確認できているWi-Fi6の機種は、ここで紹介している1機種のみとなっています。

 

Wi-Fi6 5機種の価格比較

 

機種名 価格
BUFFALO 「WXR-5950AX12R」 ¥32,496
ASUS 「RT-AX88U」 ¥45,800(税別)
TP-Link 「Archer AX6000」 ¥27,770
ELECOM 「WRC-X3000GS」 ¥26,587(税込)
NETGEAR 「Nighthawk AX8」 ¥32,255

※2020年5月10日amazon調べ

TP-Linkだけあきらかに価格が安くなっています。

 

Wi-Fi6 5機種のポート数比較

 

機種名 ポート名 ポート数
BUFFALO 「WXR-5950AX12R」 WAN 10Gbps×1
LAN 10Gbps×1 1Gbps×3
USB Type A 1
ASUS 「RT-AX88U」 WAN 1
LAN 8
USB 3.1 Gen 1 2
TP-Link 「Archer AX6000」 WAN 1
LAN 8
Type A USB 3.0ポート
Type C USB 3.0ポート
各1
ELECOM 「WRC-X3000GS」 WAN 1
LAN 4
USB
NETGEAR 「Nighthawk AX8」 WAN 1
LAN 5
USB 3.0 2

 

BUFFALOにだけ、10Gbpsのポートがついています。

なので、10Gbpsのポートを使いたい人は、BUFFALO1択ということになります。

ちょろてん
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ちなみに10Gbpsのポートを使いたければ、回線も10Gbpsのものを契約しなければなりませんが、2020年5月10日時点で10Gbpsに対応しているのは「NURO光」と「au光」です。


Wi-Fi6 5機種の大きさと重量比較

 

機種名 大きさ 重量
BUFFALO 「WXR-5950AX12R」 300×195×75mm(本体のみ) 1580g(本体のみ)
ASUS 「RT-AX88U」 300×60×188mm 1010g
TP-Link 「Archer AX6000」 261.2×261.2×60.2mm
ELECOM 「WRC-X3000GS」 140×40×207mm(本体のみ) 約600g(本体のみ)
NETGEAR 「Nighthawk AX8」 305×202×161mm 1281g

 

ちょろてん
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BUFFALOは1.5kgとダントツの重さとなっています。

 

Wi-Fi6 5機種の紹介とおすすめ機種

【おすすめ】BUFFALO WXR-5950AX12R

引用元:BUFFALO公式

WXR-5950AX12Rの特徴

  • バンドステアリング
  • 干渉波自動回避機能
  • アドバンスドQoS(4K)
  • 8×8ビームフォーミング
  • キッズタイマー+i-フィルター
  • IPv6
  • 無線引っ越し機能
  • USB共有機能
  • StationRadar

おすすめにした理由は、WAN/LANポートに10Gbpsが対応しているからです。

今後10Gbpsの高速回線を使用したサービス、例えば「スマート家電(IoT)」などがどんどん増えていくコトを考えても、10Gbpsのポートがついているのはそれだけで「最先端の無線LANルーターである」と言わざる終えません。

今回紹介した5機種の中で10Gbpsのポートがついているのは、「BUFFALO WXR-5950AX12R」ただ1つだけとなっています。


ASUS RT-AX88U

引用元:ASUS公式

ASUS RT-AX88Uの特徴

  • デュアルバンド
  • ゲーミングWi-Fi無線ルーター
  • 家中をカバーするメッシュWi-Fiシステム機能「AiMesh」搭載
  • トレンドマイクロ社の技術を採用したセキュリティー機能付

ASUS RT-AX88U」の最大の強みは、メッシュWi-Fi機能を搭載しているという点です。

メッシュWi-Fiは、複数のルーターを置くことによって、電波の届きにくい部屋や浴室などにも、親機とまったく同じ電波を届けることができる機能のコトです。

ちょろてん
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部屋が広くたくさんあったり、「浴室などでもWi-Fiの電波を使いたいけどあまり届かない」といったときに、とても有効なWi-Fiとなっています 。

 

TP-Link Archer AX6000

引用元:TP-Link公式

TP-Link Archer AX6000の特徴

  • 異次元のスピード
  • 進化した接続性
  • 圧倒的な効率性
  • 強力な処理能力
  • インテリジェントコネクション
  • セキュリティシステム内臓
  • かんたん設定

TP-Link Archer AX6000」は、2.5GbpsWANポートを搭載しているので、1Gbpsを超えるスピードでネットサービスを利用することが可能となっています。


ELECOM WRC-X3000GS

引用元:エレコム公式

ELECOM WRC-X3000GSの特徴

  • インテル HOME Wi-Fi チップセット搭載
  • IPv6(IPoE)に対応
  • 自動回線切り替え機能「ALS」を搭載
  • ハイパワー内臓アンテナ搭載
  • バンドステアリング搭載
  • ビームフォーミングZ
  • 全ポートGiga対応
  • かんたんセットアップ4
  • らくらく引越し機能

ELECOM WRC-X3000GS」は、唯一ミドルエンドモデルのWi-Fi6となっていて、価格が安く、サイズもコンパクトなのが魅力といえそうです。

ちょろてん
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amazonでは19,800円で購入することができます。


NETGEAR Nighthawk AX8

引用元:NETGEAR公式

NETGEAR Nighthawk AX8の特徴

  • 最大5,951Mbpsの速度
  • 強力なクアッドコアCPU
  • 160Mhzチャンネル対応
  • ギガビットポート×6
  • 4X4 MU-MIMO
  • 1024-QAM
  • USB 3.0ポート×2
  • ポートアグリゲーション

NETGEAR Nighthawk AX8」は一見アンテナがなさそうですが、「ウイング」の下に高出力アンテナが4本搭載されていて、最大のパフォーマンスを発揮しつつWi-Fiの接続範囲を拡大します。

ちょろてん
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壁に掛けて使用することもできます。


以上でWi-Fi6 5機種の紹介を終わります。

次世代の通信規格Wi-Fi6は、今後主流になりますので、早い段階で購入し、揃えておくことをおすすめします。

それではまた

 

ABOUT ME
ちょろてん
インターネット関連やガジェット、新しいサービスなどが好きな平凡なグウタラ会社員です。僕の身の回りに起こる全ての事をネタとして記事を書いています。肩の力をぬいて、気軽に読んでいただければ幸いです。