Netflixで配信されている実写版ONE PIECEが最高に面白いんです。
なぜなら、完成度がめちゃくちゃ高いからです。
そんな実写版ワンピースについて、本記事では自己評価という形で感想についてひたすら淡々と書き綴っていきたいと思います。
前提として、これを書いている作者はワンピースの漫画を全部読んでいる訳ではないことと、アニメもたいしてみていなくて(CP9くらい)、映画についてはほとんどみていないことをご理解ください(今必死で巻き返しています!!)。
それではいきます。
ワンピースとは
ONE PIECEは、週刊少年ジャンプで連載されている海洋冒険ロマン漫画です。作者は尾田栄一郎さんで、1997年から連載がスタートし、今(2023年9月時点)でも続いている長編漫画作品となっています。
単行本は(2023年7月時点)106巻、国内累計発行部数(2022年時点)4億1000万部突破、67巻初版発行部数405万部、海外での累計発行部数(2022年8月時点)1億部突破、全世界累計発行部数(2022年8月時点)5億1000万部突破しているまさに怪物級の大人気漫画です。
テレビアニメは1999年から始まっていて、2023年9月時点でもいまだに現役で放送されています。
Wikipediaより
Netflixについて
ネットフリックスは、月額制の動画配信サービスです。1ヶ月に1回お金を払えば、Netflix上の全ての動画をタダでみることができます。
2023年9月時点では、ネットフリックスがオリジナルで作った動画が多く、その作品のクオリティの高さはみるものの想像をはるかに超えると言っても過言ではありません。
韓国の作品が多いですが、それ以外の国の作品でも人気のものたくさんあるので、ネットフリックスに入会しておけば間違いないと思っています。
ネットフリックスや他のVODについて詳しく知りたいあなたは『【2020】おすすめの動画配信サービス14社を比較!映画・ドラマ・アニメが見放題』をご覧ください。
【Netflix】ワンピースの実写が最高だったので自己評価しました。
それでは勝手ながらあまりにも最高だったワンピース実写版の評価をしていきたいと思います。すでに最高だったと言っているので評価は最高でしかないんですが、なぜそんなに良かったのかについて書いていきたいと思いますので、お暇な人はぜひ最後まで読んでいってください。
今回作品をみてすごいと思った点は以下の6つで
- キャラクターの再現度
- セットの作り込み
- 実写版でも原作の名シーンは健在
- 吹き替えまでこだわっている
- 壮大な楽曲
- CGの完成度
正直どれをとっても本当に素晴らしいの1点に尽きる超大作だと思っております。
それでは1つずつ解説していきます。
1.キャラクターの再現度
大人気漫画の実写化でなんと言っても多くの人が気になると思うのが「実写のキャラクターは誰がやるんだ??」ではないでしょうか。それにそのキャラクターが「本物に近いのか?」とか「漫画の世界観を壊していないか?」とかそういったところだと思うのですが、これ結論からいってしまうと「配役、キャラクターの作り込み、ともに完璧過ぎる」です。
主人公のルフィ1つとっても、「よくあそこまで漫画のルフィに近い人物がいたなぁ」と思えるくらいの実写版ルフィが完全に仕上がっています。
メキシコの俳優、イニャキ・ゴドイが演じており、本作が初の主演作だそうです。
続いてゾロですが、ゾロに関しても、誰がどう見てもゾロです。
日本の俳優、新田真剣佑さんが演じていることで有名ですが、あまりにイケメンすぎてもはやゾロどころではありませんね。
お次は航海士のナミさんですが、ナミについてもどっからどうみても違和感なくナミです。
アメリカ合衆国のエミリー・ラッドという女優さんが演じております。ネットフリックスのホラー映画にも出ているそうです。
ここまで紹介した3人をみてもらっても分かる通り、原作を忠実にかつ実写にしても違和感なく(違和感なくというのは変にコスプレ感がないという意味)普通に実写で存在していそうな感じに仕上がっています。
言葉で表現するのが難しいですが、すべて忠実に表現するのではなく、動きや表情などで再現している感じです。なぜこんな話をしたかというと、次に紹介するウソップがまさにそれだからです。
上の画像の通り、原作で描かれている長い鼻が一切ありません。長い鼻はありませんが、明らかにウソップです。彼の名はジェイコブ・ロメロ、ジャマイカ生まれのアメリカ人俳優です。
原作そのままにしていないという意味ではこの男もまさにその通りで
“黒足のサンジ”ことバラティエの副料理長です。服装や髪型、色はよせてますが、特徴的なくるくる眉毛はそのままです。とはいえ、笑顔の表情や雰囲気などはサンジそのものとなっています。
スペイン、カナリア諸島出身の俳優、タズ・スカイラーが演じています。
あらためてみて思うのですが、全員顔がいいですよね。この他にも登場人物はたくさんいるのですが、ここでは麦わらの一味だけにしておきます。
2.セットの作り込み
セットの作り込みがとにかくすごいです。
なぜなら、作中に出てくる建物はほぼすべてセットで作られているからです。
それでは具体的にみていきましょう。まずは道化のバギーの登場シーン
この巨大なテントだけをみても、セットに対する並々ならぬこだわりが感じられると思います。これだけでも十分すごいんですが、もっと驚いたのが次で
バラティエを完全に再現しちゃってます。「いやいや全部CGじゃないの〜?」という声も聞こえてきそうな感じだし、僕もすべてセットを作っているなんて思ってもいなかったんであれですが
ちゃんと作ってるんです。
バラティエについては、製作陣の思い入れも強いようで、かなり気合が入ってますね。
アーロンパークについてもまったく同じで、ゴリゴリにセットが作り込まれています。しかし、これだけのセットを作るなんて、一体どれくらいのお金が使われたのか正直気になるところではありますね。
このクオリティーの高さだからこそ実写のワンピースがアニメと相違なく自然にみれていると思うと、本当にすごすぎて感動してしまいます。
3.実写版でも原作の名シーンは健在
実写版ワンピースは、ちゃんと実写用に物語が作られています。
理由は様々あると思いますが、そもそもアニメの世界観と実写の世界観が違ったり、それ以外に時間の都合などもあったと思います。
実写版ワンピースは、アニメに比べかなりテンポ良く話が進んでいきますが、名シーンについては、形は違えどちゃんと残して描かれています。
これはたぶん、そもそも作ってる人が大ファンだからだと勝手に考察したりしてますが、きっとそうだろうと思っています。
4.吹き替えまでこだわっている
吹き替えのこだわりがすごいです。
なぜなら、日本語吹き替え版では、実際にアニメで使われている声優さんが声を担当しているからです。
具体的には、主人公のルフィの声は田中真弓、ゾロの声は中井和哉、サンジの声は平田広明と、原作の声とまったく変わらない顔ぶれとなっています。正直、最初みた時はびっくりしたし、ここまで忠実に再現しようとした姿勢には感動すら覚えたほどです。
しかも、ただ単に吹き替えを担当したわけではなく、実写版に合わせてアニメとはまた違った感じに仕上げたらしく、その甲斐あってか実際に観ても何の違和感もなく自然な感じで声が耳に入ってきます。
これについては、今までにない試みだと思うし、「むしろこっちのが絶対いい!!」ってくらいに仕上がっているので、今後の実写化されたアニメでは使われることが多くなるかもしれません。
視聴者にとっても、慣れ親しんだ声で聞くとより感情移入もしやすく物語の世界に入り込めたので、とても良かったと思います。
5.壮大な楽曲
楽曲の作り込みは凄まじいものがあります。
なぜなら、あまりにも壮大だからです。
ちなみにどれくらい壮大かというと、ドラマではなく、完全に映画のサントラになっちゃってるくらい壮大です。実際に聴いた方が早いと思うので、1度聴いてみてください。
どうでしたか?とても壮大な曲じゃなかったですか?この「Wealth Fame Power」を作曲したのは、ソーニャ・べロウとジョーナ・オスティネッリだそうでどうやら天才らしいです。
もちろんこれ以外にも本家の「We Are!」も壮大にアレンジされていてめちゃくちゃカッコいい感じに仕上がっています。そういった部分もしっかりのっけてくれるのはファンとしては嬉しい限りですよね。
その他にもたくさんの素晴らしい楽曲があるので、物語をみていく中で映像と共に感じることでより実写版ワンピースが面白くなっていくと思います。
6.CGの完成度
CGのクオリティも鬼くそ高いです。
なぜなら制作費がシーズン1だけで1億4400万ドル(約212億8000万円)で、1話あたり約26億円といわれているからです。
まずはこちらの有名なシーン
シャンクスが巨大な化け物からルフィを守るシーンですが、みてもらえば分かる通り、とてつもなく大きな化け物がCGによってまるで本当にいるかのように再現されています。
続いてこちらをご覧ください。
これもかの有名な塔の天井から伸びた足が貫通している場面ですが、とてもCGとは思えないほどの完成度で、まるで本当にゴム人間が存在しているかのような仕上がりになっていると思います。
もっとわかりやすいのがこちら
違和感のかけらもありません。実写とは思えない完成度と自然過ぎてぐうの音も出ないというのが本音ではないでしょうか。とにかく、CGの完成度がすごいというのはわかっていただけたと思います。圧巻です。
まとめ
実写版ワンピースは、今後のアニメの実写化の未来を大きく変えた作品と言ってほぼ間違いないと思います。
なぜなら以下の6つで
- キャラクターの再現度
- セットの作り込み
- 実写版でも原作の名シーンは健在
- 吹き替えまでこだわっている
- 壮大な楽曲
- CGの完成度
すべてにおいてクオリティがめちゃくちゃ高いからです。
もしあなたが「実写版なんて所詮原作には遠く及ばないよ!!」という考えでまだ観ていなかったら、騙されたと思って1度全部観てみてください。きっとその考えは無くなるはずです。
それではまた