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Apple vision proついに発表!!これで一体何が出来るのか分かりやすく解説します。

 

2023年6月6日午前2時、「WWDC23」という名のApple社による講演会の様子が配信されました。

講演に関しては、毎年2〜3回くらい行われていて、6月に行われている講演については基本、iPhoneなどの中身の頭脳(チップ)の進化の話なのですが、今年はたくさんの新製品が発表されました。

今回の講演はとても長く、約2時間くらいあったのですが、その半分、約1時間を使って紹介されたのがこの記事のタイトルにもなっているApple Vision Proとなっています。

なぜそんなに長く紹介されたかというと、それだけAppleがこの新しい製品にかける思いが強かったからだと思います。開発自体は僕が知っているだけでも2020年くらいから始まっていて、今回の発表に至るまで約3年は費やしてると思います。

そんなApple Vision Proについて、「一体これで何が出来るのか?」といった疑問をお持ちの人もいると思いますので、かなり分かりやすく解説していきたいと思っております。

個人的には、iPhoneに取って代わる新しい製品になると考えていて、今後の私たちの生活を一変する、そんな製品であると今の所自負しています。

なので、この記事を最後まで読んでいただきApple Vision Proについて理解し、実際使う時にだいぶドヤってやればいいと思います。

それではどうぞ

 

Apple vision proとは

 

結論から言ってしまうと、「空間コンピューター」です。

なぜなら、あなたの見ている空間に画面があるからです。

もう少し具体的に言うと、Apple Vision Proを頭に付けて前を見ると、いつもの見慣れたiPhoneの画面に似たようなものが目の前に現れます。


引用元:Apple

ちょろてん
ちょろてん
あとは操作して使うだけです。

これが空間コンピューターであり、空間で使うコンピューターということになります。

問題は、「何を使って操作するか?」だと思いますので、次で操作する方法について書いていきたいと思います。

 

Apple vision proの操作方法

 

Apple Vision Proの操作に使うのは以下の3つ

ちょろてん
ちょろてん
リモコンなどの物理的なものは一切使わないので、iPhoneのように直感的に操作することが可能となっています。

それでは1つずつ解説していきます。

1.目

まず目についてですが、これはただ見るだけです。見るだけでいいのです。

アプリでいうと、あなたが見た所が浮かび上がります。

ちょろてん
ちょろてん
あまりに簡単なので説明する必要もありません。

2.手

手についても簡単で、目で見ているものを指同士をタップするだけで選択することが出来ます

ちょろてん
ちょろてん
基本的には、親指と人差し指を1回くっ付けて離すだけです。

画面を上下に動かしたい時は、指を上下に優しく動かします。

3.声

声についても簡単で、目で検索窓を見て、検索したい言葉を声で喋ればOKです。

あとは、あなたが慣れ親しんでるSiriに何でもお願いしてください。

 

Apple vision proで何が出来るのか分かりやすく解説します。

 

Apple Vision Proで悩んでる人
Apple Vision Proで悩んでる人
Apple Vision Proで何が出来るの??

おそらく、あなたの頭の中はその疑問でいっぱいになってることでしょう。

安心してください。ここではそんな疑問をすべて解消しようと思ってますので、ぜひザッと読み進めてみてください。

出来ることについては主に以下の4つ

  1. iPhoneで出来ることはほとんど出来る
  2. 3D動画を撮影し、観ることが出来る
  3. 大きな画面で3D映画を観ることが出来る
  4. Macのディスプレイになる
ちょろてん
ちょろてん
4つにしたのは、分かりやすくするためです。もちろん出来ることはここで紹介する以外にも沢山あります。

それでは1つずつ解説していきます。

1.iPhoneで出来ることはほとんど出来る

iPhoneで出来ることは、Apple Vision Proでもほとんどすることが出来ます。

なぜなら、iPhoneとiPadに入っているアプリをほとんど使うことが出来るからです。

2.3D動画を撮影し、観ることが出来る

Apple Vision Proを使って、3D動画や3D写真を撮影することが出来ます。

なぜそんなことが出来るのかというと、Apple Vision Proには12個のカメラと5つのセンサーが入っているからです。

これは”空間再現ビデオ”と呼ばれ、思い出をのぞき込んでる感覚になるようです。実際に体験した人の話でも「Apple Vision Proは新しいカメラだ。あまりに感動して泣きそうになった。」と言っているのが印象的で、かなりすごい体験が出来ることがうかがえます。

3.大きな画面で3D映画を観ることが出来る

Apple Vision Proを付けると、大きな画面で3D映画を見ることが出来ます。これについては、「映画館をはるかに超える体験。」と紹介されていたのが印象的です。

画面の大きさについては、部屋の大きさを超え、30メートルほどの幅に感じられるそうです。

ちょろてん
ちょろてん
30メートルとなるとかなり大きな画面となりますので、ものすごい臨場感で映画を観れることは間違いないでしょう。

耳付近に付いている空間オーディオもAirPodsに使われているものより高性能らしく、ホントにその場にいるような感覚に陥るようで、没入感もすごく、今までに無いような体験が出来るようになってるようです。

実際に体験した人の話でも「ホントに映画館に負けず劣らずのクオリティに仕上がっている。」と言っているので、ついに家にいながらにして最高の映画体験が可能になると思っています。

4.Macのディスプレイになる

Apple Vision Proは、Macのディスプレイとして使うことが出来ます。

なぜなら、空間にMacの画面を映し出すためです。

実際のデモ映像では、Macの画面をApple Vision Proを付けた状態で見ると、Macの画面から画面自体が飛び出し、そのまま上にいき、空間に大きく表示されます。

ちょろてん
ちょろてん
映像が飛び出したMacの画面は真っ暗になっていって、ホントに飛び出した感じが再現されているのがすごいと感じました。

ただし、Macのディスプレイとして使うことが出来るのは1画面だけとなっています。

その代わり、Macのディスプレイを表示している両サイドにアプリを表示させることは可能なようです。

 

Apple vision proでなんでそんなことが出来るのか

 

Apple Vision Proは、魔法のような物凄いマシンではありますが、一体なぜそんなことが出来るのでしょうか。

それについては以下

  1. 超鮮明なディスプレイ
  2. 膨大なカメラとセンサー
  3. 2つのチップ
  4. 空間オーディオ

主にそれらが1つのデバイスで合わさることによって、まるで魔法のようなことを可能にしているのです。

それでは1つずつ見ていきましょう。

1.超鮮明なディスプレイ

Apple Vision Proには2つのディスプレイが付いていて、このディスプレイが超鮮明なディスプレイとなっています。

なぜなら、4Kテレビを超えるからです。

とはいえ、今では8Kなどもあり「今更4Kを超えると言ってもあまり大したことないじゃん」と思われる人もいるかもしれません。確かにその通りなんですが、このディスプレイのすごいとこは、4Kを超えるディスプレが切手サイズに収まっているとこなんです。

iPhoneのピクセル1個分のスペースに64ピクセルを詰め込んでいて、2つのディスプレイの合計が2,300万ピクセルとなっています。

なぜここまで綺麗なディスプレイにする必要があるのかというと、Apple Vision Proを通して実際に見ている外の景色は肉眼で見ているものではなく、カメラが撮った映像をディスプレイに映して見ているからなんです。

ちょろてん
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肉眼で見ているものに限りなく近くなければ不自然になってしまうので、超鮮明にせざるを得なかったのです。

2.膨大なカメラとセンサー

Apple Vision Proには膨大なカメラとセンサーが付いています。

理由はシンプルにApple Vision Proに必要だからです。

では、その膨大な数のカメラとセンサーは、一体Apple Vision Proのどの部分に必要なのか。それが以下で

  1. メインカメラ2つ:綺麗な映像を届ける
  2. 下向きカメラ4つ、IRイルミネーター2つ、サイドカメラ2つ:頭と手の正確な追跡
  3. ライダースキャナー1つ、トゥルーデプスカメラ2つ:リアルタイム3Dマッピングなどを実行
  4. IRカメラ4つと複数のLEDイルミネーター:見えない光のパターンを目に投射し反応が良く直感的な入力を可能

この小さい筐体の中にこれだけのものが組み込まれてると思うと、素直にすごいと言わざるおえません。

無駄なものは一切ないという感じでしょうか。

3.2つのチップ

Apple Vision Proには2つのチップが使われています。

それが以下で

  1. M2
  2. R1

M2チップは、膨大な量の処理を持続的におこないながらも温度を上げることなく無音で動かします。

もう1つのR1チップというのが今回初登場のチップとなっており、このチップがリアルタイムでセンサー処理をおこないます。

もう少し具体的にいうとR1チップは12個のカメラと5つのセンサー、6つのマイクからの入力を処理します。このR1チップの処理能力により遅延をほとんど無くしているそうです。

その能力がどれぐらいすごいかというと、新しく表示された画像を12ミリ秒以内にディスプレイに送るそうで、もっと分かりやすくいうとまばたきの8倍の速さみたいです。

ちょろてん
ちょろてん
鬼滅の刃でいうと柱よりも速いということですね。

この2つのチップが一緒に動くことによって、あなたの目の前でまるで魔法かのように全てが現実に起こるのです。

4.新しい空間オーディオ

Apple Vision Proには全く新しい空間オーディオが搭載されています。

AirPods Proなどの空間オーディオを使ったことがある人ならわかると思いますが、あれでもかなり迫力があり臨場感がある空間オーディオが使えていたのですが、今回のは全くの別物のようです。

本当にあなたの後ろや横から音が出てると思い込むようになってるようなので、本当に映画館で観ているかのような体験が家やいろんな場所でついに体験できるようになるようです。

なぜそんなことが可能なのかというと周囲の空間の特徴と素材を分析し、あなたがいる空間に音を適合させるからだそうです。

 

Apple vision proはいつ買えるのか

 

Apple Vision Proの発売日について、まず結論から言ってしまうと「2024年の年末」です。

今年の年末ではなく来年の年末です。発表から発売まで、なんと1年半も待たなければなりません。

ちなみに米国では2024年の初めに発売されるとのことなので、早く欲しい人や体験したい人は米国に乗り込むしかありません。これについては開発元が米国なので仕方ありませんが、にしてもその次くらいに発売してほしかったというのが正直なところです。

とはいえ、「来年末までには他の国でも発売」という表現をしているので、年末ではなくもっと早い段階での発売も期待することは出来そうです。

この記事を書いている時に速報が舞い込み、どうやら2025年にずれ込む恐れが出てきているようです。本当にそうだとしたら、開き直りましょう。

米国での販路について

Apple Vision Proの米国での販路については以下の2つで

  • 米国のApple ウェブサイト
  • 直営店のApple Store

どうやら家電量販店などでの販売はなさそうです。

また、Apple Storeの直営店では、Apple Vision Proについての詳しい説明や製品デモ、フィッティングの方法なども教えるとしています。そうなってくると、発売されたらApple Storeが大混雑することが目に見えてますね。

ちょろてん
ちょろてん
もしかしたら、最初は予約制になるかもしれません。

※これも実際に予約制になると言われています。

 

Apple vision proはいくらするのか

 

Apple Vision Proの価格は、たったの3,499ドルです。日本円にすると約49万円になります。

「高過ぎる!!」という声が大半だと思いますが、Appleが何年もかけて研究開発、試行錯誤を繰り返し、物凄い完成度の空間コンピューターをついに発売まで持ってきたのはすごいことだし、それを使って新しい体験が出来るのであれば、それはそんなに高くない買い物だと思っています。

ちょろてん
ちょろてん
これであなたの生活が一変します。そう考えただけでワクワクが止まりません。

残念ながら発売までまだまだ時間があるので、どうしても欲しい人は今からお金を貯めることもできるし、使ってはみたいけどその金額出してまで買いたくはないという人は、後々安価なモデルが出ると言われてるので、それを待ってもいいと思います。

約49万円、今からせっせと準備し発売を楽しみに待ちましょう!!

 

まとめ

 

Apple Vision Proは、Apple初となる空間コンピューターです。

今まで限られた画面の大きさでしか出来なかったことが、空間を使うことによって、画面の大きさも自由に調節することが可能になります。

これにより

  1. iPhoneで出来ることのほとんどを空間で操作することが出来る。
  2. 3D動画を撮影、観ることが出来る。
  3. 大画面で3D映画を観ることが出来る。
  4. Macのディスプレイになる。

そんな、まるで魔法のようなことが実際にあなたの目の前で起こってしまうのです。

これは、iPhoneに取って代わるまったく新しいデバイスであり、今後10年、時代を引っ張ってくれる画期的なマシンと言わざるおえません。

日本での発売は2025年になる可能性もあるので、まだまだ先の話ですが、今のうちに約50万円を貯金し、その日に備えましょう。

それではまた

 

ABOUT ME
ちょろてん
インターネット関連やガジェット、新しいサービスなどが好きな平凡なグウタラ会社員です。僕の身の回りに起こる全ての事をネタとして記事を書いています。肩の力をぬいて、気軽に読んでいただければ幸いです。