ダイソン マイクロ 1.5kgはとても満足度の高いスティック型の掃除機です。
なぜなら、ダイソンだからです。
具体的にはダイソン史上最も軽いとか、吸引力が変わらないとかありますが、結局はダイソンだからというブランドの力が1番強いと思っています。
そこで本記事では、実際にダイソン マイクロを使ってみて、他の機種や他社の機種と比べたりしながら、「掃除機としてどうなのか?」について詳しく見ていきたいと思います。
公式ホームページに書かれているようなことは書きませんのでぜひ参考にしてみてください。
それではいきます。
ダイソン マイクロの音はうるさいのか
結論から言ってしまうと「うるさい」です。
なぜなら以下で
80.5dBという数値を叩き出してしまったためです。
具体的にこの音量がどのくらいかというと、グーグルで「80dbどのくらい」で検索した結果
「80dbどのくらい」の結果
- 地下鉄の車内(窓を開けた状態)
- ピアノ(正面1mバイエル104番)
とてもうるさいということが分かります。
※ちなみに今回の計測結果は、掃除機の本体のかなり近くで計測した結果となります。
当サイトの記事『スティック掃除機歴3年の猛者が、ロボット掃除機アイロボット「ルンバi7+」をレンタルして使ってみた結果』によると、
ルンバi7+の音量は「66.1dB」となっており、i7に比べ「13.9dB」もうるさいという結果になってしまいました。
ただしルンバを計測したときは、地面にルンバがあるのを立って計測したので(記事内に動画あり)、多少は音が低く測定されていると思います。
体感では間違いなくルンバの方がうるさく感じました。
この結果若干微妙なので、気になる方は一旦音を聴きに行った方がいいかもしれません。
ダイソン マイクロとV10やデジタル スリムとの比較
ダイソン マイクロのことを、いくら「素晴らしい!」と言っても、何かと比べなければ、何がいいのかなんて分かりません。
ということでここでは、実際に購入して使っているV10と、ダイソンストアで実際に使わせてもらったデジタル スリムの2機種とともに比較していきたいと思います。
それでは比較スタート!
ダイソン マイクロとデジタル スリムとV10の比較表
それではまず以下の比較表をご覧ください。
ダイソン マイクロ | ダイソン デジタル スリム | ダイソン V10 | |
---|---|---|---|
本体重量 | 1.5kg | 1.9kg | 2.58kg |
稼働時間 | 約20分 | 約40分 | 最長60分 |
本体サイズ | 207×1091×222 | 250×1100×233 | 250×1232×245 |
※スティック時のサイズ(幅×奥行×高さmm)
どう考えたってダイソン デジタル スリムが最強なんです。
なぜなら重量とサイズがマイクロとほとんど変わらないにも関わらず、稼働時間が20分も違うからです。
ではなぜマイクロを購入したのかというと、答えはシンプルに、某家電量販店で2日間安売りをしていたからなんです。
思いきって買ってみた結果、めちゃくちゃ良かったので紹介しています。
筆者の場合は、一回の掃除に40分も時間を使うということがないので、まったく問題はありません。
購入する際には、「一回に使用する時間がどれくらいか?」を割り出しておいた方が良いと思います。
ダイソンV10との外観を比較
ダイソンV10との比較については、「本体の大きさ」この1点に尽きます。
以下をご覧ください。
V10めちゃくちゃデカイんです。
これはV10の隣にマイクロがあるからデカく感じるとかではなく、V10単独でもデカイんです。
もう少し具体的に見ていきましょう。
本体比較
本体に関しては、約2倍ほどの差があります。
実際に持った時の重量感はまったく違うものです。
上の画像を見てもらえば分かる通り、V10が「トリガー式」なのに対し、マイクロは「ボタン式」になっています。
「トリガ式スイッチ」とは使いたい時だけ手元のレバーを握ると運転するもので、離せば運転が止まります。
引用元:Sumai
パイプ比較
ご覧の通りといったところです。
長さはそんなに変わりませんが太さが違います。
クリーナーヘッド比較
約1.5倍くらいでしょうか?
大きさが全然違いますよね。
V10の方が吸い込める面積が多いですが、マイクロの方が可動域に優れています。
例えば以下で
※上は公式の画像でV11となっていますがV10とさほど変わりません。
V10が入り込めないような隙間でも、マイクロのヘッドだとグングン吸い込みます。
これはスリムであるがゆえの特権であり、最大のメリットと言えるでしょう。
マイクロとデジタル スリムの吸引力は変わるのか
結論を言うと、吸引力は変わるそうです。
理由は分かりませんが、ダイソンストアのおねえさんが言っていたので間違いないはずです。
ただ、マイクロを使っていて「吸引力弱いなぁ」と思ったことは一度もないので、あまり心配する必要はありません。
MAXモード
MAXボタンを押すと、吸引力がかなり強くなります。
もしじゅうたんにへばりついて中々取れない髪などがありましたら、ぜひMAXモードを試してみてください。
今のところ取れなかったものはありません。
バッテリーの消耗が激しいのでここぞという時だけ使うようにしてください。
シャープ ラクティブエアとの違い
違いは2つあります。
一つ目は「吸引力」。
二つ目は「パイプの長さ」です。
「ラクティブエアってなんぞや?」という方は、当サイトの『シャープ RACTIVE Air(ラクティブエア)EC-AR2S-V レビュー』という記事に詳しく書いていますので、一読してみてください。
違いその一「吸引力」
これについては圧倒的とまでは言いませんが、違います。
なぜなら、実際に使ってそう感じたからです。
具体的には掃除機をかけた後の違和感です。
「なんかいまいち吸い取れてないなぁ」といったやつです。
すいません、全然伝わってないと思いますがそんな感じです。
違いその二「パイプの長さ」
これはみてもらった方が早いです。
明らかにマイクロの方が長いんです。
もっと分かりやすいのが以下で
リーチの長さでいったら、圧倒していると言っても過言ではありません。
クリーナーヘッドの比較
見た感じマイクロの方が小さく感じます。
もう少し分かりやすくしたのが以下で
実際の大きさはほとんど変わりません。
ついでに裏側も見ていきましょう。
作り自体は似ていますがローラーの形が違います。
シャープには凹凸がハッキリと確認できますが、ダイソンはコロコロのローラーのようにあまり凹凸がありません。
本体比較
取手の位置が明確に違います。
ベッドの下などを掃除する時に折り曲げやすく便利なのは、取手の位置が上にあるシャープの方が優れています。
あとはバッテリーの着脱です。
シャープは着脱が出来るのに対し、ダイソンはできない構造になっています。
※ダイソンにはデジタル スリムなどバッテリーが着脱できるモデルもあります。
MAXモード時の使用時間
GPによると、MAXモード時の連続使用時間は5分となっています。
実際に試したことはありません。
そもそも普段掃除する時にMAXモードを使うことがないからです。
ダイソン マイクロ 1.5kg 開封
ここでは、ダイソン最軽量モデルの開封の様子をお届けします。
箱を開ける時のワクワク感を、ぜひ一緒に感じていただけたらと思います。
それでは順に見ていきましょう!
まずはこちら
とてもシンプルなデザインです。
なぜなら、余計なものが一切ないからです。
アイロボットのルンバの箱よりシンプルなパッケージに仕上がっています。
それでは箱を開けていきます。
見てもらえば分かる通り、寸分の狂いもなく綺麗に箱に収まってるんです。
同梱物をチェック
ここでは同梱物を見ていきます。
それがこちらです。
Dyson Micro 1.5kg(SV21 FF)同梱物
- ミニ モーターヘッド
- コンビネーション隙間ノズル
- 卓上ツール
- 収納用ブラケット
- ツールクリップ
- 充電器
以上、6つの同梱物が入っています。
上記6つのツールの中で実際に使うのは、正直充電器だけです。
一番いらないのが収納用ブラケットになります。
なぜなら、壁に穴を開けなくてはならないためです。
付ける予定はないので具体的なことは書けません。
もはやこれを同梱物として入れるのはやめてもらいたいものです。
まとめ
以上で、ダイソン マイクロ 1.5kg(SV21 FF)とV10、シャープ ラクティブエア(EC-AR2S-V)の比較を終わります。
たまたま3つ揃ったので比較してみました。
最後にサラッとまとめて終わりにします。
ダイソン マイクロのメリット・デメリット
メリット
- 軽い
- 吸引力が強い
- スペースを取らない
デメリット
- バッテリーが少ない
買って後悔することは1mmもありません。
なぜならダイソンだからです。
あなたの部屋から”ホコリ”が、一匹残らず駆逐されることでしょう。
それではまた