ロボット掃除機「ルンバi7+」をレンタルして使ってみました。
理由は、家のスマート化を促進するためです。
この記事を書いている筆者はコードレスのスティック掃除機を約3年使っています。
過去に書いた記事に『シャープ RACTIVE Air EC-AR2S-V レビュー』や『【2020】コードレス掃除機おすすめ6選』などがありますのでお時間のある方はぜひ一読してみてください。
早速ですが、結論から申し上げます。
結論は、「今はいらない」という結論に至りました。
なぜその結論に至ったのかについて、本文でダラダラと書かせていただきます。
もし気になっている方はぜひ一読いただき、参考にしてもらえると幸いです。
それではいきます。
そもそもどこでレンタルしたの?
Rentioというところでレンタルしました。
そのことについてもう少し詳しく解説していきます。
まずはじめにいっておきたいのが「ルンバは高い」ということです。
つまり、それなりのお金を出してそれなりにデカい物を買うので、買った後に「いらない!」となると、お金もなくなるし場所はとるしで結構厄介なことになります。
そんなこんなでルンバの公式ホームページを見ていると、「お試し2週間コース」というのが出てきます。
そこには全3種類のルンバが置いてあり、どれでもお好きな物をレンタルすることが可能です。
今回レンタルしたのは、「Roomba i7+」という今出ている中で2番目に新しい機種です。
レンタル料金は2週間で4,527円(税抜)と、3種類の中では一番高価な物となっています。
「お申し込み」ボタンを押すと、そこからRentioに自動で切り替わり、Rentioからレンタルすることになる仕組みです。
Rentioの対応はとてもスムーズで、申し込んでから特に何も問題なく商品が家に届きました。
レスポンスもいい感じです。
どんな感じで届いたの?
ここでは、レンタルの詳細について書いていきます。
なぜなら、家電のレンタルはまだまだ一般的ではないように感じているからです。
Rentioと書かれた巨大な箱で届きました。
ダンボールは、新品というよりは使い回しという感じの印象です。
それでは、ダンボールから中身を取り出します。
はい出ました、本体が入っていると思われる箱の登場です。
見ていただければわかる通り、だいぶ年季の入った感じになっています。
箱に書いてありますが、今回お借りしたのは「i7+」というモデルです。
それでは中を開けてみます。
ついにルンバの実機の登場です。
写真で伝わりますかね?そこそこ大きく、少し威圧感があります。
それでは同梱物について軽くみていきましょう。
何やら色々入っていますが、この時点では何が何だかいまいちわかりません。
パッと見では、電源コードと乾電池くらいです。
一旦置いといて、もう一つの方を開けていきます。
これは明らかにルンバのホームです。
写真で見ても、結構な高さがあるのが分かっていただけるかと思います。
こいつのせいで、ダンボールが大きくなっていたのですね。
それでは出してみます。
存在感がスゴイです。
細長い筒状のとこに、ルンバが吸い込んできたゴミを捨てられるように設計がされています。
続きまして
その真下についているのがルンバの充電台です。
奥に見える銀の突起2つのところにルンバがピッタリと収まり、充電が開始される仕組みになっています。
横からだと以下で
何かたくさん穴が空いています。
ルンバが吸ったゴミを充電ステーションが吸い上げるので、そのための排気口だと思われます。
お次は裏です。
写真に写っている下のまーるい溝は、どうやらコードを巻くためのものらしいです。
正直一度も使っていません。
お次は唐突にルンバの裏側の写真です。
新品ではないのでピカピカということはありませんが、比較的綺麗な状態だと思います。
左上に付いているヘリコプターのプロペラみたいのがあって、それが高速で回り、角のゴミも逃さない仕様になっています。
iRobot styleさんのルンバ誕生15周年!これまでの歴史と進化とはによると、初代ルンバが発売されたのが2002年ということなので、もう19年近くも歴史があり、進化し続けているのです。
充電ステーションのゴミパック設置方法
充電ステーションはゴミ箱になっていて、ルンバが吸ってきたゴミを吸い上げて移動させます。
そのため、ゴミ箱に付ける紙パックが付属されているので、その付け方を簡単にご紹介します。
まずはふたを開けます。
何やらふたの裏に、説明の絵が書かれています。
裏蓋を参考にゴミパックを設置したのが以下で
すっぽりと収まっているのが分かっていただけると思います。
特に苦戦することなくすぐにはめることができたので、ここでつまずくことはないと思います。
ついでに電源コードは以下で
後ろのくぼみに穴がありますので、そこにはめるだけとなっています。
ルンバi7+の使い方を解説
ここではルンバの使い方を図解多めで詳しく解説していきます。
まずはじめに以下からアプリを入手します。
※画像はiPhoneです。
アプリを無事にダウンロードしたらそまま開いてください。
あなたが住んでいる国を入力します。
利用規約と方針を読んだら「同意する」を押します。
登録をタップします。
上の項目全てを記入したら、「アカウントの作成」をタップします。
上の画像のように「ロボットを登録」と出ますので、お持ちのロボットを選択してください。
今回はルンバのみ使っていきます。
無事ロボットに接続すると
ルンバが光って教えてくれます。
初期設定
上の画面が出てきますので、下にある「開始」をタップしてください。
位置情報を許可します。
位置情報を許可すると
ルンバが赤く点灯します。
ローカルネットワークにいつでもアクセスできるように設定されていなければ、ルンバを操作することができません。
なので、まずはスマートフォンやタブレットの「設定」を開きますをタップし、設定がオンになっているかどうか確認しましょう。
なっていたら「次へ」をタップします。
上の画像のように可愛らしいロボットのアニメーションが流れます。
上記を満たしていれば「次へ」をタップしてください。
あなたのお好きな名前を付けましょう。
スマホをWi-Fiに接続します。
上のように、「ロボットが1台見つかりました」と出たら「タップして設定」を押します。
上のように「ルンバを起動する」とでたら
ルンバ本体の赤丸で囲まれた部分2ヶ所を、同時に2秒押して離します。
続いてWi-Fiのパスワードを入力します。
Wi-Fiのパスワードは、Wi-Fiの電波を飛ばす機械の側面に記載されていますので、そちらをご覧ください。
上の画像のようにWi-Fiに接続というのがでますので「はい、続けてください」をタップします。
機能紹介
ルンバの設定が終わると、ルンバの自己紹介と機能紹介がはじまります。
実際の画像とともに、機能の紹介を見ていきましょう。
まずは自己紹介からはじまります。
今回はjonasanという名前にしました。
今回使用しているのがi7+というもので、一世代前のモデルとなっています。
最初に部屋をマッピングするのですが、その時は上の図のように綺麗には一筆書きになっていなかったように感じます。
階段があるとセンサーが感知して下に落っこちないようになっているらしいですが、二階で使ったことがないので実際のところはわかりません。
バッテリーが少なくなると、掃除の途中でも自ら充電ステーションに戻って充電をしはじめます。
そして充電が終わると、残りの掃除を再開します。
本体のダスト容器がパンパンになると、それ以上ゴミを吸えなくなってしまいます。
そうなった場合は、一旦充電ステーションに戻ってゴミを全てステーションにある巨大なゴミ箱に移動します。
清掃する場所を細かく設定したり、掃除のスケジュールを作成したりすることも可能です。
お手入れが必要になったら通知があり、かつお手入れ方法に関しても表示があるので、お手入れをし忘れて壊れるといった心配がまったくないので安心です。
新しい部屋をはじめて掃除する時はまだマップがないので、3回くらいに渡って部屋全体を掃除させ、ルンバに部屋全体の形を覚えてもらう必要があります。
※以下参照
例えばリビング、ダイニング、キッチンと名前をつけたとして、キッチンだけとか、リビングとキッチンとか、「全て掃除する」などのように細かく指示を出すことが可能です。
家具を並べ替えても問題はありませんが、椅子などは基本外しておくことをおすすめします。
ケーブルとコード類は必ず外すようにしてください。
もしくは掃除エリア外に設定し、そこにはルンバが侵入しないようにしてください。
同梱物とダスト容器の開き方
ここでは、同梱物の紹介とダスト容器の開き方、フィルターの場所について解説していきます。
まずはじめに同梱物は以下の3点で
左から順に、乾電池、エリアセンサー、フィルターとなっています。
エリアセンサーに関しては、ルンバが侵入してほしくない場所に置く事によって、事前に侵入を防ぐためのものです。
それではフィルターの説明をします。
まずは上の写真の人差し指の位置にあるボタンを押します。
すると容器が外れます。
向かって左側がフィルターの場所になっています。
ルンバi7+のメリット・デメリット
ここでは、メリット・デメリットについて書いていきます。
結論から言ってしまうと、2021年2月現在ではまだ買う必要はありません。
なぜならデメリットが多く、まだ家庭用としては実用的とは言えないからです。
とはいえ、もちろんメリットに感じた部分もあります。
ルンバi7+のメリット
最大のメリットは、ルンバがお掃除ロボットというところです。
つまり、人間が掃除をする必要がありません。
なので出かけている間や、仕事をしている間に掃除を済ませてくれます。
掃除機をかけることがなくなるので、その時間を他のことに使うことができます。
ルンバi7+のデメリット
ルンバの歴史は長く、素晴らしいロボット掃除機でとても賢いとは思うのですが、まだまだ進化の途中であると感じます。
そう感じた理由は以下の4つで
- ケーブルがあると引っかかる
- 縦置きの鏡をなぎ倒した
- キッチンマットなど、軽めのマットは上手く渡れない
- ルンバが入れないところの掃除はできない
すべて購入前から分かっていることではあるので、ちゃんと理解した上で使うという選択をしてあげると、より良い生活ができると思います。
それでは簡単に説明していきます。
1.ケーブルがあると引っかかる
ケーブルがある状態でルンバを出動させたところ、見事に引っかかりました。
硬い壁ではないせいか感知する事ができず強引に進む感じだったんです。
2.縦置きの鏡をなぎ倒した
鏡を置いたままルンバを起動させてところ、鏡に引っかかったあげくそのままなぎ倒してしまいました。
当時の様子は以下で
ルンバが、鏡の下を強引に通ろうとしたのが原因です。
とはいえ1と2のデメリットに関しては、決してルンバが悪いというわけではありません。
はじめから、ルンバを使う前に部屋を片付けるよう注意喚起はされています。
なので上記2つのような事故が起こらないためにもしっかり物を片してから掃除をはじめるようにしましょう。
3.キッチンマットなど、軽めのマットは上手く渡れない
これも少し考えればわかりそうな事ですが、意外と盲点でした。
重さのあるじゅうたんだと何も問題はなくてあくまで軽いもの、例えばキッチンマットやパッチワーク的な物、めくれているのもNGです。
壁などの硬いものは頭をゴッツンコして障害物を検知しますが、軽いものは検知する事ができないため、突っ込みます。
故障の原因にもなりかねないので、軽いマットなどもあらかじめどかしておきましょう。
4.ルンバが入れないところの掃除はできない
これも当たり前っちゃ当たり前何ですが、あのデカさです。そりゃ溝に入り込むことはできません。
ということは、ルンバが掃除できるところは限られていて、溝やルンバの入れない場所は結局自分で掃除する事になります。
とはいえ大まかな場所はルンバにやってもらえるので、掃除する範囲が狭くなり、だいぶ時短になるためかなり楽にはなりました。
ルンバi7+の音はうるさいのか?
掃除機といえば音のうるささがポイントの一つです。
そこで一体ルンバi7+はどれくらいの騒音具合なのか検証していきます。
まずはこちら
※テレビの音も入ってます。すんません。
ルンバが掃除を開始するときの動画です。
何となくどれくらいの音か分かっていただけると思います。
騒音については以下で
66.1dBとなっていますが、これは工事現場の騒音が80くらいなので、そこそこうるさい音となっています。
ルンバi7+は買いなのか?
結論から言ってしまうと、「買う必要はありません」です。
なぜなら、掃除をするときに邪魔なものをどかさなくてはならないからです。
具体的には、イスやケーブル類、鏡にゴミ箱などですが、それがとにかく面倒に感じてしまったんですね。
もちろん人によると思いますが、個人的には断然スティッククリーナー派だなぁと感じました。
購入を検討している人は、まず2週間レンタルしてから決めた方が絶対にいいと思います。
それではまた